住所データのマッピング表現

こんにちは!
今回も連続して担当しますスーパーGEOブラザースのHASHIMOです。

前回のブログは様々なマッピング表現を紹介しました。
皆さんがお持ちのデータがMotionBoard(以下MB)でどんな風に見えるのか。おわかりいただけたでしょうか。
とはいえ、こんなデータしか持ってないけどあんな表現をしたい。というご意見もあると思います。
今回のブログでは、一般的なGEO表現ではなく、MBの裏ワザ(大袈裟かな?)を紹介したいと思います。

多くの方に馴染みのあるGEOデータは住所だと思います。
例:東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
このGEOデータを利用すると地図上にポイント(点)として表現されるのは、前回ご紹介した通りです。
今回はこのデータをメッシュコード及びレイヤーファイルに変換して表示します。

1:メッシュコード変換
例えば取引先一覧のようなデータを地図にマッピングしてみましょう。



どの取引先がどこに存在するのか?を見るためのボードであれば、このままでも良いと思います。
ではこのピンを見て○○エリアは取引先多いね~。って判断できますか?
できないですよね。

そこでメッシュコード変換を行いましょう。
設定はとても簡単です。まずGEOのアイテムプロパティを開きましょう。
タブ:GEOコーディング メッシュコード のチェックボックス:メッシュコードへ変換する をチェックします。
変換レベルは4次メッシュにしましょう。
(4次メッシュは500m四方のエリアです。)
続いて、タブ:ポイント設定 描画タイプ のメイン:シンプル を選択して適用します。

 これでメッシュコード変換は終了です。簡単ですよね。

しかもこの変換したデータってダウンロードできるの知ってましたか?
GEOアイテム上で右クリックを押下し、"CSVデータをダウンロード" を選択するとメッシュコードが付与されたデータがダウンロードできます。
これによって3rd Party Data Gallery で提供するメッシュコード単位で集計したデータと比較が容易になります。


 

2:エリアレイヤーファイル変換
次はレイヤーファイル単位でまとめてみましょう。
これも設定はとても簡単です。レイヤーファイルを選択するだけです。
アイテムプロパティからレイヤー設定を選択します。
GIS_DATA(2015全国市区町村コードa).mbgisを選択してみましょう。



これだけです。ピンが邪魔なのでポイント表示方法を"なし"に変更しましょう。
はい。これで終わりです。簡単ですね。

おや?東京23区しかデータがないのに、ほかのエリアが表示されていますね。
東京都/狛江市、千葉県/浦安市です。
この設定は、GEOコーディングで計算された座標がレイヤーファイルのエリアのどこにあるのかを計算しています。
エリアの境界線上にデータがある場合やエリアが小さい場合は、別のエリアの値として集計される可能性がありますので
詳細設定>エリア のエリア集計の演算精度 を調整してください。

あくまでもレイヤーファイルのどのエリアに含まれるのかを計算しています。
もう少しわかりやすい例を見てみましょう。
東京都/江戸川区において7件のポイントデータをプロットしています。
左は高解像度のレイヤーファイル、右は中解像度のレイヤーファイルです。
同じデータをプロットしているのに、中解像度では千葉県浦安市に5件のデータが存在することになっていますね。



このように結果が異なる理由は、レイヤーファイルに設定されているエリアの違いがあるためです。
利用するにはやや注意が必要ですが、レイヤーとして変換して利用する設定自体はとても簡単ですよね。

レイヤーファイルに対して正確なエリア情報ををプロットしたい場合は、前回紹介したように
レイヤーファイルに設定されている名前をマッピングタイプ:エリア名で設定するのが1番です。

 

いかがでしたでしょうか?
住所データをポイントとしてマッピングするだけでなく、ほかの表現も可能なことがおわかりいただけたでしょうか。

それでは次回もGEOテクブログをお楽しみに~。

前へ

様々なマッピング -どんなデータがどうやって見えるの?-

次へ

2種類の地図の重ね合わせと地図上のピンを画像で表示する方法